セドナメソッドは、感情や欲求を手放す法則で、別名「手放す法則」と言います。
また、セドナメソッドの「セドナ」とは、アメリカ アリゾナ州にある土地名のようです。
セドナメソッドを直訳すると、セドナの法則?になりますね。
場所が違えば、Mt.FUJIメソッド(富士山の法則)だったかも!?「(≧ロ≦)
手放すとは?
一般的に、感情の処理には(1)表現する、(2)抑圧するが有名ですが、第三の道が(3)手放すになります。
そして、セドナメソッドでは、手放すこと、解放することを最重要と考えます。
この「手放す」の意味なんですが、セドナメソッドの解説本によると、手に握ったペンを落とすような感覚とありました。
私の場合、自分の中から取り出すようなイメージがわかりやすいと感じています。
■感情の処理
(1)表現する…人に話すなど
(2)抑圧する…誤魔化す、我慢するなど
(3)手放す…感情・欲求を認識し、解放する
なぜ手放すのか?
物事は変化するので、一つのことに執着するのは意味がありません。
また、自分が変わりたいと思っても、現在の思考に執着すると、成長の妨げになります。
つまり、執着を捨てることは、成長につながるのです。
セドナメソッドで気持ちを整理し、次のステップに進みましょう!
セドナメソッドの効果
・セドナメソッドは、多くの悩みを解決できます。
・セドナメソッドは、気持ちの整理に役立ちます。
・セドナメソッドは、夢や目標を叶える助けになります。
・セドナメソッドは、苦手意識を克服できます。
・セドナメソッドは、得意な物を、さらに伸ばすことができます。
セドナメソッドの方法
自分自身に質問をします。
(1)「今、私は何を考えていますか?」→内面観察
(2)「この考えは、どのような感情に分類できますか?」→感情の種類は後述
(3)「この感情は、どの欲求から生まれましたか?」→欲求の種類は後述
(4)「その感情、欲求が自分の心の中にあると認めますか?」→(はい/いいえ)
(5)「その感情、欲求を手放すことはできますか?」→(はい/いいえ)
(6)「いつ、その感情を手放しますか?」→(今)
(7)自分の中から、感情・欲求を取り出し、花火のように飛ばしましょう。←イメージです。
※(1)から(7)を繰り返します。
※質問の答えは(はい/いいえ)どっちでも大丈夫です。
※内面を観察し、質問を繰り返せば心の緊張は消えます。
感情を手放そう!
ネガティブな感情はもちろん、ポジティブな感情も、どんどん手放しましょう!
ネガティブな感情を手放すことは、抑圧からの解放になります。
ポジティブな感情を手放すことは限界を破り、可能性を広げることになります。
(人によっては、器を広げると表現するかも)
★ポジティブな感情
■勇気
エネルギッシュ。心が開いている。行動する意欲がある。
■受容
あるがままを受け入れる気持ち。物事を変える必要性がない。心が穏やか。
■平安
すべてが完璧にバランスのとれた状態。すべてが上手くいっている。
★ネガティブな感情
■無気力
願望が無く、頭の中が雑音だらけ。無力感、希望が失われたかのように感じる。
■悲しみ
無力感を感じ、人に頼りたい気持ち。
■恐れ
傷つくことを心配して挑戦できない気持ち。
■渇望
現状に不足を感じる気持ち。まだ手に入っていない物に心を奪われている。
■怒り
他人や自分を傷つけたい気持ち。
■誇り
現状を維持し、今の自分にこだわる気持ち。
欲求の解放
欲求の解放は、より深い解放を実現できます。
★欲求の種類
■制御欲求
自分の思い通りにしたい。他の誰かに責任を負ってもらいたい。
■承認(否認)
欲求 認められたい。愛されたい。拒否したい 。
■安全欲求
傷つくのが怖い。生きたい。自分の命を断ちたい。
■分離(一体)
欲求 離れたい。独立したい。属したい。同化したい。
固定概念を手放そう!
物事には感情、欲求がくっついている場合があります。
(例)歯医者さん=不安(感情)+ 安全(欲求)
なんてのもあります。
どんどん手放しましょう!
夢や目標を手放そう
夢、目標を捨てるわけじゃありません!
ただ、執着を捨てるだけです。
欲求は欠乏を意味します。
「夢を叶えたい」という欲求に執着することは、
現在の夢達成未満の状態にこだわることです。
執着を捨て、夢を実現しましょう!
夢や目標を未来に向かって解放するイメージがわかりやすいかも?
常時解放
常時解放とは、常に手放し続けることをいいます。
頭で考えなければ、思考に苦しむことはありません。
例えば、忙しい日中は、常時解放が良いですね。
仕事中に「手放しますか?」なんてやってる暇はありませんから^^;
セドナメソッドの正式な方法は、時間があるときにやりましょう。
寝る前など、オススメです。
なお、常時解放は瞑想のテクニックに似ています。
ヴィパッサナー瞑想あたりを参考にするとわかりやすいです。
【参考文献】人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド