サマタ瞑想(呼吸を数える瞑想)
サマタ瞑想とは?
サマタ瞑想の1つ、呼吸を数える瞑想をご紹介します。
呼吸を数える瞑想は、とにかく簡単で覚えやすいです。
ぜひ挑戦してみてくださいね(o ̄∀ ̄)ノ
瞑想の時間、回数
瞑想は1日2回(朝、夕方)、15分ずつというのが初心者には良いらしいです。
風邪薬みたいですね…(笑)
もし15分という瞑想時間が長すぎて苦痛を感じるようなら中断してください。
むしろ気が向いたときに1分間だけ瞑想し、回数を増やす方が良いと思います。
継続すると、心が落ち着き、頭がスッキリします。
そして、この瞑想の効果は、日々の生活の中でも実感できるようになります。
サマタ瞑想の方法
それでは以下に「呼吸を数える瞑想」の方法をご紹介します。
(1)静かな場所
瞑想する場所については自宅のソファ、入浴中、寝る前のベッドの中がいいです。
落ち着ける場所のほうが瞑想の効果が大きいと思います。
慣れてくると、移動中の電車でも瞑想できます。
あと寝起きで瞑想すると二度寝の危険があります。
ご注意くださいΣ( ̄ロ ̄lll)
(2)その他の瞑想する環境
人によっては好きな音楽をかけたり、お香を焚く人もいるでしょう。
アロマキャンドルをともす人もいらっしゃるかもしれません。
このあたりは好みかと思います。
私の場合は無香、無音のほうが集中できます。
要はリラックスしながらも頭の中の作業に集中できる環境が整えばいいのです。
(3)座る
「座禅を組む」、「椅子に座る」は自由でいいと思います。
寝る前に瞑想するなら、布団の上で坐禅を組んでも、寝転がっても大丈夫です。
瞑想は頭の中の作業なので立っていても瞑想できます。
体に無駄な力が入らないよう楽な姿勢がいいですね。
(4)目を閉じる
瞑想では半眼がいいとされています。
それは眠らないため、雑念に振り回されないためという理由があるようです。
ただ、こう言ってはなんですが、私はあまり形式的なことは気にしないので、半眼ではなく完全に眼を閉じて瞑想しています。
(5)深呼吸をする
身心を整えるために数回、深呼吸をしましょう。
息を吐きながら、余分な体の力を抜いていきます。
(6)呼吸を数える
それでは呼吸を数えます。
吸って…吐くときに「1」と数えます。
次に、吸って…吐くときに「2」と数えます。
この要領で呼吸をカウントし、「10」まで数えたらまた「1」に戻ります。
(7)呼吸のポイント
呼吸は鼻呼吸にしましょう。
すぅ~っと鼻から息を吸い込んだあと、ゆっくり息を吐きながら「いちぃぃぃぃぃぃ」と心の中で数えます。
呼吸は腹式呼吸にしましょう。おそらく意識をしなくても呼吸を数えると腹式呼吸になります。
(8)雑念処理
瞑想をすると間違いなく雑念が湧きます。
そして雑念が湧いたからといって「瞑想が失敗した」というわけではありません。
雑念が湧いても相手にせず、呼吸のカウントに集中します。
雑念を相手にしなければOKです。
(9)集中力が切れてきたら終了する
最初のうちは1分も瞑想できたら上出来だと思います。
瞑想は苦痛を感じて行うものではありません。
飽きてきたら終了してください。
時間の長さが伸びなければ回数で補いましょう。
呼吸を数える瞑想は、いつでもどこでもできます。
(o ̄∀ ̄)ノ気楽に行きましょう。
大事なポイント
もう一度、繰り返しますが、瞑想中、雑念が湧いてきても大丈夫。
それで失敗したという訳じゃありません。
呼吸を数えることに集中し、雑念についてあれこれ考えなければいいのです。
もし雑念に気を取られ、呼吸のカウント以外のことを考えてしまったら仕方ありません。
また「1」から数えてください。